ブックタイトル株式会社 光陽社 2015年度 環境報告書

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概要

光陽社の2015年度環境報告書です。

印刷受注の拡大と内製化の推進を目指し、昨年着工を開始した当社の「飯能プリンティングセンターBASE」がいよいよ完成。その落成記念見学会と祝賀会を、多くのお客様や工事関係者にお集まりいただき、2015年10月15日に開催しました。この日を祝うかのように空は爽やかな秋晴れ。送迎用の大型バス2台でお越しいただいた約100名のお客様を4つのグループに分け、それぞれに当社社員が案内役として就き、工場内の各設備や仕組みについて説明しました。現像レスで環境への負荷を著しく軽減したCTP。新工場開設に合わせて新たに導入した両面同時印刷が可能なH-UV印刷機「リスロンGLX-840RP」。パウダーを大幅に削減可能にした新タイプのインキを採用した油性印刷。コンピュータ制御により生産性向上と腰への負担を大幅に削減する自動断裁システム。小部数・多品種ロットを迅速に処理する製本加工室。首都圏で唯一のうちわ貼り機。省エネ活動を進めるために電力を見える化するEMS。環境に優しく色の正確な判断にも適した照明、最新の省エネタイプの加湿器…。いずれも高品位な製品を印刷、加工まで一貫生産し、当社の「色への高いこだわり」を実現するのに欠かせない設備です。同時に、それらは環境保全への取り組みを社会的責任と捉え、企業活動における環境負荷の低減に努める当社の理念を見据えたものでもあります。見学の途中でお客様から質問が飛ぶことも多く、案内役がそれに真摯に答えることで、当社の印刷事業に対する取り組みへの理解を一層深めていただけたことと思います。午後4時からは場所をホテルヘリテイジ飯能「天覧の間」に移し、新工場落成記念祝賀会を開催しました。祝賀会の冒頭、犬養岬太代表取締役社長はこの日お集まりいただいた得意先様、関係者の方々に深く御礼を申し述べるとともに、「新工場では両面同時印刷による短納期対応が可能なH-UVタイプの最新印刷機を導入し、今まで以上にお客様のお役に立てるようになりました。お客様にとって『困ったときは光陽社に』と思っていただけるように、新工場のメンバー、営業ともども全力で頑張っていきたいと思います。そして、本日を一つの大きな節目として、社員一同、皆様のご期待に沿うよう一層の努力を重ねて参ります。今後ともご指導を賜りますよう宜しくお願い申し上げます」と、力強く挨拶しました。続いて、2013年より光陽社の大きな節目となった日落成記念式典67