ブックタイトル株式会社 光陽社　2015年度 環境報告書

概要

光陽社の2015年度環境報告書です。

グリーンプリンティング工場認定制度は、日本印刷産業連合会（略称：日印産連）が制定した印刷業界の環境自主基準『日印産連「オフセット印刷サービス」グリーン基準』を達成した工場を認定する制度です。当社は、この基準に基づき、「環境マニュアル」を策定し、環境に配慮した事業活動を積極的に行うとともに、東京事業所は2008年3月に、プリンティングセンターは2010年12月に「グリーンプリンティング工場」として認定を取得しています。当社で印刷した印刷物には、グリーンプリンティング製品認定用のマークを表示することができ、「この印刷製品は、環境に配慮した資材と工場で製造されています。」という表記を併記することも可能です。環境に配慮しているという企業姿勢を示すことができますので、企業のイメージ戦略の一環としてもご利用いただけます。FSC COC認証制度は、森林資源の保護を目的にしたもので、適切に管理された森林から産出された木材を原材料とする製品が、消費者の手に製品として届くまでの製造、加工、流通の全ての工程において、非認証材が混在しないように、適切に管理されて製造された製品であることを認証する制度です。世界的な制度で、全世界で約30,000社、日本では約1,000社の企業（2016年3月末現在）が、FSC COC認証を取得しています。当社では、環境に配慮した印刷への対応の一環として、2008年6月に「FSC COC認証」を取得しました。これにより、お客様のご要望に応じてFSC COC認証紙を使用した印刷物に、FSCラベルを刷り込むことができます。当社のFSC製品の販売量は、2011年は2,831トンでしたが、年々増加傾向にあり、2015年には8,119トンとなっています（販売量は2011年比2.86倍）。FSCラベルを表示した印刷物を作るメリットとして、森林を守り、環境に配慮している企業であることをアピールできるとともに、ブランドイメージの向上にもつなげることができます。当社は、情報加工サービス企業として、お客様からお預かりする個人情報の保護の重要性を認識しています。プライバシーマーク制度発足の早い段階から、個人情報保護マネジメントシステムを策定し、適切な個人情報の保護と管理の徹底に努めており、2003年7月に初回のプライバシーマークの付与認定を受けました。それ以来、継続して更新を行なっており、今回で7回目の付与認定（2年毎に更新）を受けています。この7回目の付与認定に際し、一般財団法人 日本情報経済社会推進協会（JIPDEC）から、「プライバシーマーク制度設立当初より、多年にわたり、プライバシーマーク付与事業者として個人情報保護レベルの維持・向上に努め、プライバシーマーク制度の普及推進に貢献した付与事業者」として、「平成27年度 プライバシーマーク制度貢献事業者表彰」を受けました。マイナンバー制度の開始、改正個人情報保護法の成立など、個人情報を取り巻く制度面での変化も出てきていますが、より安心してご依頼いただけますように、個人情報保護の管理体制の維持、向上に取り組んでいます。【コラム】 AED講習会参加レポート2016年3月10日、飯能プリンティングセンターにてAEDを使用した救命講習会が開催されました。参加した社員9名は、消防署の皆さんの指導のもと、心肺蘇生法の手順やAEDの操作方法を学びました。講習会の最後にあった考課試験もめでたく全員が合格し、普通救命講習終了証をいただきました。国内における救急車の到着時間は平均で8分以上かかるそうです。救急車が来るまでに現場に居合わせた市民が心肺蘇生法を行い、AEDを用いて除細動を行うことが社会復帰の可能性を倍以上高めるといわれています。今後とも安心・安全についての正しい知識を習得し、いざという時に備えます。認定・認証についてプライバシーマークFSCR COC認証グリーンプリンティング工場認定（東京事業所、飯能プリンティングセンターBASE）1415