ブックタイトル株式会社 光陽社 2015年度 環境報告書
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光陽社の2015年度環境報告書です。
自動断裁機、無人搬送機で肉体的負担を大幅削減【今まで】断裁作業は、その精度の良し悪しが製品の仕上がりに大きな影響を与えるたいへん重要な工程です。しかしながらこの分野での自動化はあまり進んでおらず、その作業の大半は人間の手によるものであり、職人技に頼る部分がありました。また、断裁をするため用紙を断裁機上に載せたり、断裁後の用紙を次工程に渡すためにパレット(荷物を載せるための荷役台)に積み降ろしたりという作業が繰り返されるため、腰へ負担がかかり、女性や高齢者には厳しい作業であるといわれていました。印刷→断裁→製本加工という工程を経て最終的に印刷物は市場に出荷されますが、その工程間の移動は、パレットに載せた用紙を、ハンドリフトを使って作業者が次工程まで手作業で移動しています。時には1トン近い重さの用紙を動かすこともあり、この作業も腰への負担が大きく女性や高齢者には厳しい作業です。また新工場は、1フロアが約800坪あり、印刷工程から断裁や製本工程の現場まで、最長で約70メートル近くの距離があります。この移動時間をいかに短縮することができるかは、生産性を向上させるために解決しなければならない大きな問題です。【改善】自動断裁機および無人搬送システムの仕組みにより作業性の向上と労働環境の改善を図りました。まだ1ラインだけの対応ですが、今後とも自動化を推進することで、3K職場とも言われかねない印刷業界のイメージを向上させ、産業界を活性化させる一翼を担っていきたいと思っています。印 刷無 人 搬 送製 本 加 工自 動 断 裁11