ブックタイトル株式会社 光陽社　2014年度 環境報告書

概要

光陽社の2014年度環境報告書です。

2014年度 環境活動実績　デマンド監視装置によりピーク電力を管理し、日々の使用電力量を見える化して地道な省エネ活動を行うとともに、営業活動の効率化を図ることでガソリンの使用量を抑制するなどの取り組みを進めた結果、CO2排出量において11.2％の削減効果を挙げることができました。　また、C T P 版のクローズドループリサイクルシステム「Plate to Plateシステム」の導入により、毎年約200 tCO2の温室効果ガス（CO2）を削減するとともに、カーボンオフセット事業においては、現在までに100 tCO2のCO2をオフセットしています。　　 　　　　　　　　　　 （P.14参照）2014年度 環境活動実績　光陽社では、事業活動による地球環境への影響に配慮して、次の四つのテーマを設定し、環境への負荷を削減する取り組みを推進しています。　　１） 地球温暖化の防止（温室効果ガスCO2排出量の削減）　　２） 大気汚染物質の排出量の削減　　３） 産業廃棄物の排出量の削減　　４） リサイクルの推進環境活動のテーマ　光陽社では、環境への負荷を軽減するための対策を実施しておりますが、CO2や産業廃棄物等の排出量を把握するだけでは、対策の効果を評価することができません。そのため、売上総利益を原単位として、1百万円の売上総利益に対してどれだけの使用量あるいは排出量を要したかを算出（原単位計算）して、年度ごとの推移を比較評価しています。活動実績　印刷古紙については、印刷機械のメンテナンスを強化し、数値管理を徹底することで排出量の削減に努めていますが、2014年度は前年比で3.5％の削減に留まりました。（P.16参照）　CTP版については、クローズドループリサイクルシステムにより、アルミ板のリサイクルを100％達成しております。（P.14参照）課題目標2014年度の達成状況評価地球温暖化の防止（CO2排出量の削減）大気汚染物質の排出量の削減産業廃棄物の排出量の削減CO2排出量前年比5％削減資材購入量原単位前年比5％削減排出量原単位前年比10％削減排出量原単位前年比5％削減排出量原単位前年比5％削減排出量原単位前年比10％削減リサイクルの推進リサイクル率CTP版　100％洗浄剤 購入量……削減率　10.6％印刷古紙 排出量……削減率　3.5％廃インキ 排出量……2%増加CTP現像液＋ガム液（廃アルカリ）排出量……削減率　13.8％洗浄廃液 排出量……削減率　41.5％◎◎◎◎◎△△電気とガソリンのCO2排出量の合計……削減率　11.2％[評価] ◎：目標を達成している　　　　　　 ○：目標達成に向け順調に推移　目標と達成状況　　　△：目標達成に向けさらに努力が必要　×：目標達成に向け一層の努力が必要※リデュース=廃棄物の発生抑制　リサイクル=再資源化【原単位】　全社の売上総利益電気　使用量　原単位計算電気使用によるCO2排出量　原単位計算ガソリン　使用量　原単位計算ガソリン使用によるCO2排出量　原単位計算洗浄剤　購入量　原単位計算洗浄廃液　（引火性廃油）　排出量　原単位計算CTP現像液＋ガム液（廃アルカリ）排出量　原単位計算CTP版　排出量　原単位計算廃インキ　排出量　原単位計算印刷古紙　排出量　原単位計算CO2削減量2012年度1992013年度1962014年度222<単位>(tCO2)2011年度9681,907,3521,970.407150.7427,07027.9662,80264.886,2356.445,9266.123,4553.5744,23245.693,9874.12688,180710.932012年度8731,984,8382,273.589211.0523,93127.4155,52063.609,46410.845,2065.963,2003.6742,58948.784,7585.45770,480882.572013年度8961,996,7182,228.481,0491.1721,61824.1350,15455.989,61010.733,7404.174,1054.5840,73845.473,6694.09638,440712.542014年度9271,897,1762,046.581,0061.0919,16220.6744,45647.968,8949.592,2652.443,6653.9543,38346.803,8684.17637,640687.85<単位>（百万円）（kWh）（tCO2）（kL）（tCO2）（L）（kg）（kg）（kg）（kg）（kg）地球温暖化の防止（温室効果ガス排出量の削減） リデュースとリサイクルの推進　この表から、2011年度（平成23年度）から2014年度（平成26年度）の4年間の活動においては、地球温暖化に影響を与えるCO2の排出量をはじめ、洗浄液の廃液や印刷古紙の排出量も年々低減され、環境負荷の抑制に効果を上げていることが確認できます。Plate to PlateシステムによるCO2削減量（P.14参照）購入件数排出権購入量84253,136212,2471575058,10054合 計15,075100<単位>（件）(tCO2)カーボンオフセットの実績（P.14参照）2011.6　 ～2011.82011.9　 ～2012.62012.7　 ～2013.22013.3　 ～2013.42013.5　 ～2015.318 19